「続・おやぢの洗濯ライフ」

前編はこちらからどうぞ。

皆さん、洗濯していますか? 洗濯物を干す時には、水気を切るような感じで「パンっ」「パンっ」とやりますよね?そのことを何と言うかご存知ですか? 「振りさばく」と言うようです。洗剤メーカーのライオンが提供しているスマホアプリ「これ洗える?」を使った時に知りました。小学校とかの家庭科の授業で習っていたのかも知れませんね。私は「洗濯物をパンパンする」と言っておりました。(汗)

ところで、ある日私はプチ驚きの現象に遭遇しました。外に干した洗濯物が太陽に照らされて水蒸気を出しているのを稀に目にすることがあります。それがなんと、虹色に輝いていたのです!ちょっと感動です。すかさず写真も撮りましたが、水蒸気にピンを合わせるのは大変でした…。

それにしても、洗濯機から取り出したばかりの洗濯物って、清々しいですよね。しかし、気を付けてください。そんな幸せの裏側には、思いもよらない魔の手が忍び寄っているかも知れないのです。そう、裏側に。(槽、裏側に)

#1

魔物が潜む洗濯機

20年ぶりに始まった新たな洗濯生活(詳しくは前編にて)で最初にぶち当たった難関は、実はこれでした。前任者から引き継いだ洗濯機には強大な魔物が潜んでいたのです。

初回の洗濯の時でした。のっけから洗濯物を溜め込んでしまった私は、大至急の洗濯をしなければならない状況に追い込まれたのでした。しかも、洗いだけでなく、乾かしまでを大至急です。確か、娘が翌日の学校の授業で着る体操着が無いとか、そういう理由だったと思います。しかし、私は余裕でした。その洗濯機には乾燥機能も付いていたからです。簡単なボタン操作で乾燥機能を有効にし、洗濯を開始できたことは言うまでもありません。

 相応の時間を経て、所定の作業が終わったことを告げる電子音が洗濯機から聞こえてきました。鼻歌交じりで洗濯物を取り出す私。そしてある異変に気が付きます。

「なんじゃこりゃぁあ!!」 ※注:松田優作風でお願いします。

洗濯物に何かが、得体の知れない何かが、付着していたのです。無知な私が最大限に想像を膨らませた限りではこう見えました。「枯れ葉が水に濡れてぐちゃぐちゃに揉みほぐされ、それが乾きかけた状態のもの」ではないかと。したがって、その時は付着物を念入りに払い落すことに専念するのみで、それ以上気にすることはしませんでした。それが忌まわしい「魔物」であるということも分らずに。

しかし、翌日以降も付着物に悩まされることになったのです。前任者は乾燥機能を好んでおらず、実際使っているところは見たことがありません。よって、後任者の私としては、まずはそれに倣いつつ、緊急時等においては、持てる機能(乾燥機能等)を余すことなく使っていこうという考えでした。ですので、最初の付着物事件の翌日以降は、平常時の洗濯として脱水までに留めた洗濯物を干していたのですが、ここでも付着物と遭遇するようになったわけです。最初の事件の時とは違い、乾燥機能は使っていませんので「枯れ葉が水に濡れてぐちゃぐちゃに揉みほぐされた感じのもの」が“しっとり”と付着している状態です。

実際に枯れ葉なのか何なのかは判然とせぬまま「ともかく排除しなければならない」と、私はひたすらに洗濯物を振りさばいた(パンパンした)のでした。付着物が落ちきるまで沢山の洗濯物を何度も何度も振りさばきました。お蔭で二の腕が筋肉痛になったほどです。

 

#2

ピロピロワカメとの戦い

「戦慄」まさにこの言葉こそがぴったりです。ネットで調べて判ったその付着物の正体は「洗濯槽の裏側に発生したカビ」だったのです。巷では「ピロピロワカメ」と呼ばれていることも知りました。本稿をお読みの皆様、是非Webで画像を検索してみてください。ご存知の無い方は衝撃を受けること必至であると思います。

私はこの「ピロピロワカメ」と戦うことを決意しました。Webの記事も参考にしつつ、洗濯機の取扱説明書をチェック。カビが発生した場合は純正品の洗浄液を使うことが推奨されていることを確認。純正の洗浄液は結構な値段です。実売で1,630円(税込)でした。かなり躊躇しましたが、意を決して購入。ピロピロを確実に仕留めるためにはアイテムが重要です。

ネットで注文したものが届き、いざ実行です。洗濯機には「槽洗浄」という機能が付いています。取扱説明書によると約11時間程度を要するとあります。11時間とは尋常ではないなと思いつつも、洗濯機がそれだけの働きをするのだろうと妙に納得。高価な純正の洗浄液を用意したことも相まって、私の期待は最高潮に達していたのでした。

取扱説明書に従い、槽洗浄をスタートさせました。洗濯機がジャブジャブと音を立てて稼働し、洗濯槽の蓋の覗き窓からは盛大な泡立ちが確認できます(その洗濯機はドラム式でした)。「これで洗濯槽は綺麗になる!」そう確信した私は、ピロピロ退治を洗濯機に託し、その場を離れたのでした。後は機械がやることです。とにかく11時間後が楽しみです。

ところが…です。少し経って聞こえてきた違和感のある音に、私は思わず耳を疑いました。「ジャー、ゴポゴポゴポ」 えっ? 排水している? 嘘、だって11時間でしょう? 私は洗濯機に駆け寄りました。槽洗浄の開始から僅か10分程度しか経っていません。「嗚呼、1,630円がぁー」私はとっさに排水を止めようと操作パネルに指を這わせましたが、叶いませんでした。右往左往する私をあざ笑うかのごとく、洗濯機は無情にも洗浄水をすべて吐き出してしまったのでした。

これには心が折れそうになりました。たった10分程度で1,630円が文字通り水の泡です。猛烈に納得がいきません。「もしかして、あまりにも洗濯槽(の裏側)が汚かったため、あっと言う間に洗浄液が高濃度な汚水と化してしまい、それを検知した洗濯機が排水した?」最初はそのようにも考えました。しかし、調べてみると衝撃の事実が判明。どうやらこの現象は洗濯機の不具合のようであり、基盤交換で解消できるようです。「ならば、多少の修理代がかかっても構わない。ピロピロに勝つためには!」と気を取り直した私は、すかさずメーカーに電話をするも、あえなく撃沈。お客様ご相談センターの女性は申し訳なさそうに言いました。製造から12年経った当該機種の部品はもう在庫していないと…。「ですよねー」と自分に言い聞かせるしかない私。部品の保管は通常、製造終了から6年位? 確かその位のはずです。困りました。さてどうするか…。

#3

欲しがりません勝つまでは

改めて取扱説明書を確認すると、カビ退治ではなく単なる槽洗浄においては、塩素系漂白剤を使うと書いてあります。これならいい! 安い! 既にハイターが家にある! たとえ10分で吐き出されても、コスト的に許容できる範囲です。この際、水道代には目をつむろう! 一刻も早くピロピロを何とかしたい。とにかくこの一心です。

ということで、早速実行です。時折、一時停止をして中を覗くと、ピロピロが大量に浮いております。その後、私は一体何回の槽洗浄を繰り返したでしょうか。もう覚えてはいませんが、ピロピロが出なくなるまで、恐らく10回位はやったかも知れません。意外にも良い感じで進んでいったのです。最初は10分程度で終了し排水されていたわけですが、リトライを重ねる内に少しずつ実行時間が長くなっていき、最終的に1回あたり1時間位は実行されるようになったのです。

それだけではありません。洗濯槽から発せられていた嫌な匂いが、どんどん取れていくのです。「むぁーん」とするあの匂い、特に乾燥機能を使った直後のそれは、意識が遠のく程に強烈なものでした。無知なまま後任の洗濯担当に就いた私は、そういうものなのかと受け止めて堪えておりました。違うのですね、臭いのは駄目だったのです。「臭いってあんた、そりゃ、カビってるんですよ、ムッシュ」ということだったのです。ちょっと自分が可哀想になりました。でも大丈夫です。狂騒的に繰り返した槽洗浄により、見事「無臭」になりましたから。私は戦いに勝利したのです。

#4

洗濯機には手入れが必要

一連の出来ごとから察するに、恐らくこの洗濯機は槽洗浄をまともに施されてこなかったのでしょう。考えたくもありませんが、何年にも渡ってノーメンテナンスだったとすれば、そこに強大な魔物が住み着いてしまうのも必然というものです。ともかく、ここから得た教訓は「洗濯機には手入れが必要」ということです。

魔物が住み着いていたこの洗濯機の場合、取扱説明書には概ね以下のようなことが書かれていました。(乾燥機能付きドラム式)

1. 月に1回程度、塩素系漂白剤を用いて槽洗浄コースを運転。

2. 週に1回程度、槽洗浄コースの乾燥のみを実施。

3. カビが発生したら、あるいは本腰を入れてやるには、純正の洗浄液(2,000円!)を用いて槽洗浄コースを運転。(年1回の実施を推奨とも書いていたような…)

いや、これ、とても大事なことですね。私は洗濯機などというものはてっきりメンテナンスフリーとばかり思っていましたが、そんなことはありませんでした。以後、私は上記「1.」と「2.」を励行し、清潔で快適な洗濯槽を維持することに成功しました。少々面倒には感じますが、魔物に住み着かれるより遥かにマシですからね。

#5

今時は槽洗浄も自動化 !?

前任者から引き継ぎ、私ともに新たな洗濯ライフを歩み始めた当初の洗濯機ですが、約8ヶ月後にはお別れとなってしまいました。長年の無理が祟ったのでしょうか。ある時から、かなりの異音を発するようになってしまったのです。年末年始を間近に控えた時期だったこともあり、動かなくなってしまってからでは遅いと判断。断腸の思いで洗濯機の買い替えに踏み切りました。有り難う、ドラム式。13年近くも本当にご苦労様!

新しい洗濯機は日立のビートウォッシュ。ドラム式から縦型に変更です。機種決定の要素はいくつかありますが、決め手のひとつはこれ、「自動おそうじ」なる機能。ピロピロワカメ退治に四苦八苦した私にとって、ひと際光り輝いて見えた機能です。

以下、「自動おそうじ」について取扱説明書からそのまま引用。

※ちょっと文章がこなれていないのは残念。

洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着しやすい汚れなどを、水道水を使用して自動で洗い流して、気持ちよく洗濯をするために、設定することをおすすめします。
また、「槽洗浄」コースを併用することで、気持ちよくお使いいただけます。

実に素晴らしい! 因みに、この新しい洗濯機では、槽洗浄コースは11時間コースと3時間コースの2つのモードがあり、「自動おそうじ」機能を継続使用している場合には、「3~4ヶ月に1回程度の3時間コースの運転を推奨する」となっています。メンテナンスの手間が軽減されるのです! 槽洗浄機能も着実に進歩しているのだと感心しきりです。

#6

洗濯ライフは続く

この度もまた、私のどうでも良い洗濯生活の話にお付き合いいただき、有り難うございました。洗濯ひとつにこれだけ難儀している自分には些か呆れます。でも、少なからず同じような境遇の方も居るのでは?レッツ エンジョイ洗濯ライフ!(汗)

#7


ネットジャパンセミナー便り二十四号 ~2017年4月セミナー日程

3月も半ばになり、日本橋はすっかり春めいています。

春といえば、お花見!3月16日から「日本橋 桜フェスティバル」がはじまります。

http://www.nihonbashi-tokyo.jp/special/sakura2017/

ネットジャパンのオフィスからセミナールームへ通う道は、先週おかめ桜が満開で、福徳神社の梅が満開を迎えようとしていました。

#1_おかめ桜と福徳神社

日本橋三越と三井信託銀行の間の道が桜並木になっていますが、そめいよしのなのでまだまだという感じでしたが、3月16日から桜色のライトアップも始まります。満開の頃に桜を見に行こうと思っています。
もちろんお花は好きですけど。。。でも団子はもっと好き!そして春といえば、和菓子の季節です。春をイメージした美しい和菓子たちは目の保養、胃と心の保養もしてくれます。日本橋の和菓子屋さんといえば、創業200年の歴史を持つ榮太楼總本舗。金つばを屋台で売ったのが始まりだそうです。刀のつば(鍔)の形の金つば、武家の町江戸のお菓子ですね。
http://www.eitaro.com/kintsuba/

金つばもいいですが、やっぱり桜をイメージした和菓子は魅惑的、今回は金つばとさくら大福を買いました。さくら大福はよもぎ餡と桜葉入りの餡の二層になっていて、桜餡は少し塩気があって、よもぎ餡とお餅と口の中に入れると絶妙のバランスで、見た目と味で春気分満喫でした。

#2_桜だいふく.jpg

今の時期、金つばも桜バージョンです。金つばは焼き菓子なので、まわりが少し固いイメージがありましたが、榮太楼の金つばはとってもやわらかくて、さらに小豆のひと粒、ひと粒にしっかりした食感があって、美味しかったです。

#3_金つば.jpg

そして、そして、ご存知でしたか? “4月4日はあんぱんの日”なんですって!

明治8年4月4日にお花見に訪問される明治天皇へ桜あんぱんを献上した日が記念日として認定されたのだそうです。“あんぱん”と言えば、日本橋ではなく、銀座木村屋ですが日本橋三越で購入できます。
https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/ec/2013anpan

 

#4_桜あんぱん

今年は「桜あんぱん」を持ってお花見に行ってみようかな、と思っています。
あんぱんはそのままでももちろん美味しいですが、ちょっと電子レンジで温めた後、トースターで少し焦げ目がつくくらいに焼いたあんぱんも大好きです。買ったその日はそのまま、翌日の朝は焼きあんぱん!金つばもちょっと焼いて食べても美味しいのよ!と母が言っていました。こちらも試してみたいと思っています。
春は花粉症で、花粉症になるとなぜかいつも以上に甘いものを食べたくなります。今年の花粉症も、甘いものを食べて乗り切ろうと思っています。 

そして、2017年4月の受講者プレゼントは、大人気のミーコとサンタのノート型付箋とコラボで作成したみーことくららとぷろろのスタンプ風画像のシール、後ひとつ“お楽しみ”プレゼントをご用意しています。
セミナー日程と実習内容は以下になります。

4月19日(水) ActiveImage Protector Server Edition +ImageBoot 14時から17時

第一部はActiveImage Protectorのデモを交えた製品概要説明 

第二部は実機を使用した体験です。実習内容は以下になります。

1. Server Editionのインストール

2. 重複排除機能を含めたバックアップ設定

3.バックアップイメージファイルからの復元

4. バックアップイメージをImageBootで仮想環境上で起動

5. ImageCenter LEでイメージファイルの結合とレプリケーションを実行

 

 

4月26日(水)ActiveImage Protector +vStandby AIP 14時から17時

第一部はActiveImage Protectorのデモを交えた製品概要説明

第二部は実機を使用した体験です。実習内容は以下になります。

1.  ActiveImage Protector Server Editionのインストール

2.  重複排除圧縮機能を含めたバックアップ設定

3.  バックアップイメージファイルからの復元

4.  ImageCenter LEでイメージファイルの結合とレプリケーションの実行と動作確認

5 .  vStandby AIPで、ESXiホスト上にスタンバイ仮想マシンを作成

 

セミナーのお申込みはこちらから

https://www.netjapan.com/jp/local-japan/seminar

 

#5_みーこ


Cloud Days 関西2017 出展報告

2017年3月2日~3月3日、Cloud Days 関西2017(グランフロント大阪 コングレコンベンションセンター)において、ActiveImage Protectorのデモを交えた展示をいたしました。

#1

展示会においては、「ランサムウェア対策にも最適なバックアップソフト」と題したパネルを掲げていましたので、コンピュータシステムの運用管理の課題として、災害対策(天災、火災)や災害ともいえるコンピュータウィルス対策について、いつ起こるかわからないだけに、どのような方法が良いか、また、どのくらいのコストが必要なのだろうか、という話題でお客様と有意義な意見交換をさせていただきました。今後の製品開発に、役立たせていただきたいと思います。

簡単に、会場内を案内したいと思います。

グランフロント大阪 コングレコンベンションセンターの入口です。

#2

エスカレータでB2Fに降りると受付コーナーが設置されています。

お客様がいない時間に撮影しないとまずいかなと思い、開演1時間前の9:30頃には会場入りしたのですが、既に、何名かのお客様が来場されておられました。

#3

メインのネットジャパン展示コーナーです。

展示コーナーに、お客様が一人もいない! ということではありません、会場内は、撮影禁止のため開演前に撮影しました。

#4

展示会場を挟んで、両側に8つのセミナールームで講演が開かれています。

#5

年度末のお忙しい中、弊社ブースへお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

今後ともネットジャパン、および、ActiveImage Protectorをよろしくお願い申し上げます。


CLUSTERPRO FORUM 2017

日本電気株式会社様のCLUSTERPRO FORUM 2017が2月17日に開催されました。

なんとネットジャパンが、CLUSTERPRO PARTNER AWARD 2016でBest Partner賞を頂きました!!

#1.CLUSTERPRO FORUM 2017握手

ご存知の方も多いと思いますが、ネットジャパンは日本電気株式会社様のクラスタリングソフトCLUSTERPROに対応したバックアップソフトActiveImage Protector for CLUSTERPROの販売と、バンドル製品ActiveImage Protector plus CLUSTERPROを販売しています。2011年に続いて今回で2回目の受賞です。

 

#2.CLUSTERPRO FORUM 2017 スピーチ

CLUSTERPROとActiveImage Protectorとの組み合わせにより、システム障害、クラスタフェールオーバーのあとに、クラスタシステムの再構築を簡単迅速行えます。現在ActiveImage ProtectorはCLUSTERPRO Xに対応していますが、CLUSTERPRO Dの検証もほぼ完了し、3月中に正式対応するとなっております~。とネットジャパンの蒋社長が熱弁中です。

 

#3.CLUSTERPRO FORUM 2017 デモ

会場のコーナでAWS上に作成したCLUSTEPRRO Dの環境をAIPでバックアップというデモもしていただきました。

 

#4.CLUSTERPRO FORUM 2017 デモ2

会場ではネットジャパンが用意した資料やノベルティも配布してもらいました。

#5.CLUSTERPRO FORUM 2017 ノベルティ

 

日本電気株式会社様、弊社に栄えある賞をいただきまして、ありがとうございました!

そして、このような賞をいただけたのは、弊社の取引先の皆様とユーザの皆様のおかげです。

本当にありがとうございました。

今後とも、止めないシステム環境づくりにはCLUSTERPROとActiveImage Protectorのコンビにお任せください!

#6.CLUSTERPRO FORUM 2017 コラボ画像


「おやぢの洗濯ライフ」

皆さん、洗濯していますか? 本稿をしたためている本日は快晴。東京の最高気温は19度と春の陽気。しかし強風が吹き荒れております。もしや、春一番? いやいや流石にまだ早いでしょう。と思っていたら、本当に春一番のようです。
さて、澄み渡る空を見るにつけて思うのは「あぁ洗濯日和だなぁ」と。そうです、私は洗濯担当者なのです。最後に一人暮らしをしていたのは29歳の頃。その時はもちろん、自分で洗濯をしておりました。その後は20年に渡り洗濯から遠ざかっておりましたが、諸般の事情から今では家族3人の洗濯を私が担っている状況があります。以来、悪戦苦闘と言えば大袈裟になりますが、洗濯をめぐる私なりの様々な発見が今日までにあり、また、それは人に聞いてもらうほどでもないちっぽけな話なのですが、でもやっぱり誰かに聞いてもらいたい。(笑)

#1

独身時代の乏しい洗濯経験
20年前、私が一人暮らしだった頃に使っていた洗濯機は、まだ二槽式のものでした(当時でも世の中はほとんどが全自動式になっていたと思います)。普段の日は深夜帰りや泊まりが日常的でしたし、一人暮らしということもあって、洗濯は週に1回、週末に実施でした。何でもかんでも、とにかく洗濯槽にぶち込んで、手動で「注水」や「排水」の操作を繰り返したら脱水槽に移し替えるという、大変手間のかかるものでした。洗濯の方法はこれ一辺倒。その時は何も考えずに、ただただ、このやり方を続けていました。 

今時の洗濯なんて余裕
20年ぶりに始まった新たな洗濯生活では、かつてと明らかに違うことがありました。そうです、洗濯機が遥かに進化しているのです。全自動式の洗濯機です。何せ全自動ですから、こちらがやることは「ぶち込む⇒洗剤を入れてスイッチを押す」のそれだけのはずです。
事実、私が洗濯担当者になった際の前任者からの申し送りは次の通り。洗濯のコース設定は基本すべて「標準の時短コース」でOK。ただし、セーターやカーディガンは「ドライコース」の設定でとのこと。申し送りはたったこれだけです。少々懐疑的にはなりましたが、何せ洗濯機は全自動式。セーターなんて滅多に洗う機会はありませんし、「あぁ、何て簡単なんだ。楽勝、楽勝」と。

#2

ちっとも楽勝ではなかった
洗濯機は毎日回しています。家族構成は、私、娘その1、娘その2の計3人です。子供は中高生なので、学校の体操着や部活動でのスポーツウェア等も日常的な洗濯物です。

当初は、何でもかんでもぶち込んでは「標準コース」のみで洗っていました。因みに「時短コース」については直ぐに疑問に思い、然るべき時にしか使っていません。しかし、日々洗濯を続けていく内に思ったのです。「標準コース」一辺倒ではいけないのではないかと。例えば「キャミソール」を例にとりましょう。こんな見るからに弱々しい衣類、「標準コース」でガッシュガッシュ容赦なく洗って良いのでしょうか?

「えぇい、考えるのはやめよう。面倒だ」

「いや、待てよ。無駄に衣類を痛めてしまっては娘に申し訳ない」

「というか、洗濯機にはいくつもモードが用意されているが、何のためにあるのだ?」

ということで、気付いてしまったのです。何でもかんでも一緒くたにしてぶち込んでガッシュガッシュやるのでは“いけない“ということを。

 

衣類は教えてくれていた
これまでに、私が一顧だにしなかったもの。完全に眼中に無かったこと。それは「洗濯表示」というものです。
この洗濯表示を見れば、洗濯機で普段使うべきコースは概ね3つに分けられます。

例:我が家の洗濯機(日立 ビートウォッシュ)の場合

※JIS表現

1.標準コース

「液温xx度限度、洗濯できる」の表示があるものが対象

2.デリケートコース

「弱水流または弱い手洗いがよい」の表示があるものが対象

3.ドライコース

「弱い手洗いがよい」または「ドライクリーニングができる」の表示があるものが対象

そうなのだ。これに従ってやるべきなのだ! と目覚めた私は、以後、せっせと洗濯表示を確認し、洗う前の洗濯物を仕分けしていくようになったのです。これにより不用意に衣類を痛めて寿命を早めてしまうこともなくなるわけであり、不誠実な洗濯をしていると後ろ指をさされる心配もなく、洗濯すらも満足にできないのかと軽蔑をされることもなく、また、必要以上に被服代がかさむ心配すらも無くなるのです。まさにバラ色なのです。

#3

まるでバツゲーム
バラ色にも思えた、洗濯表示確認による洗濯物の仕分けですが、思わぬところに落とし穴が待ち受けていました。何せ見えないのです、洗濯表示が。細か過ぎて見えないのです。年々酷くなる老眼の自分には、洗濯表示はあまりにミクロな世界であり、肉眼でまともに判別できる代物ではありません。老眼鏡もといシニアグラスを装着しても無理です。どんなに目を凝らしても無理でした。仕方なしにスマホで接写をし、その画像を拡大表示してみるも、ブレブレあるいはピンボケ多発で歩留まりが悪く、まったくもって実用的な方法ではありません。そもそも、朝から脱衣所でスマホの音をカシャカシャさせていること自体が異様です。そこで私は考えました。

 

#4

亡き祖父を想い出し
「そうだ、虫眼鏡だ。昔おじいちゃんが新聞を読む時にでっかい拡大鏡使っていたアレだよ、アレ」
私の頭上でエジソン電球がこうこうと輝きました。しかし、あんなに嵩張るものは我が家の狭い脱衣所には置くところが無いですし、棚から落としてして割るか足に怪我を負うのが関の山です。もっとコンパクトで手軽なものは無いものか?はい、有りました! 100円ショップで売っている3倍ルーペです。これで洗濯表示の確認もバッチリです。もう、怖いものなしです。 

こうして暫くの間は、せっせとルーペで洗濯表示の確認を続けてみたものの、やがては馬鹿らしくなってきました。解決策として、洗濯カゴを2つにして、洗濯物を出す者が自ら洗濯表示を確認し、「標準コース」用と「デリケートコース」用に分けて入れることにしました。これで一気に楽になりました。ルーペですか?それでもまだ洗濯時に使っています。「ネット使用」の表示を確認するためです。やっぱり便利です。

#5

一回では終わらない洗濯
何でもかんでも一気にすべてぶち込んでいた時代は終わり、「標準コース」「デリケートコース」「ドライコース」を使い分けるという新たな時代に突入した私は、自ら試練を背負い込んでしまうことにもなりました。「ドライコース」を使うことは滅多にありませんが、普段の洗濯としては「標準コース」と「デリケートコース」の2つのコースを併用しなければならず、基本、1日あたり2回洗濯機を回すことになってしまったのです。

「弱水流または弱い手洗いがよい」が表示されている衣類が、想像以上に多かったのです。最も意外だったのは体操着です。ジャージまでもがそうです。これらはタフそうな衣類というイメージがありませんか?しかし「弱水流または弱い手洗いがよい」の表示なのです(我が家の場合)。この他にもタイツやちょっと飾りが付いていたりプリントが繊細な感じの長Tシャツとか、これもか、これもか、あぁこれもかという位、結構あります。ズボンなどでもスキニージーンズとかがそうですし、タフそうに見える迷彩柄パンツでも表示をみると「弱水流または弱い手洗いがよい」と。日によっては「標準コース」よりも「デリケートコース」の洗濯物の方が量が多い時があるほどです。これはまったく予測外でした。

正直者が馬鹿を見る? そうかも知れません。しかし、これだけ「デリケートコース」対象の洗濯物が多いということは、かつてのやり方では明らかに良くなかったということを証明しているわけです。意味のあることをしているという充実感。洗濯機の機能を使いこなしているという満足感。誠実にやっているのだという清々しい気持ち。これらは大変に心地の良いものです。ただひとつだけ「デリケートコース」の難点を言うならば、風呂の残り湯が使えないということでしょうか。 

たかが洗濯されど洗濯
さて、私のどうでも良い洗濯生活の話にお付き合いいただき、有り難うございました。まだまだ他にも話はあるのですが、今回はこの辺で。我が洗濯人生に悔いなし(多分)。

 

#6


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