Products 製品情報

NetJapan Disk Wiper 8.5

製品概要

ディスク上の全ての情報を完全に消去し、最高レベルのセキュリティを実現


個人情報の漏洩が大きな社会問題になっている昨今、コンピューターのリサイクルや廃棄の際には、ハードディスク内に残っている重要なデータを第三者に復元されないよう、細心の注意が必要です。適切な処置を怠った場合、企業や官公庁で使用されていたコンピューターのハードディスクには、個人情報から企業機密・国家機密に関る情報まで、重要なデータが残ったままになっています。また、個人ユーザーであっても、ハードディスクには、通信記録、銀行口座情報、クレジットカード番号、財務記録など、重要なデータが保管されています。通常は、OS上からファイルを削除(ごみ箱を空に)したり、ハードディスクをフォーマットすることで、データは消去されたと考えてしまいがちです。しかし、実際はこれらのファイルはハードディスクから完全に消去されているわけではなく、削除したファイルへの参照を無効にしているだけに過ぎません。つまり、削除したはずのファイル内容そのものはハードディスク内に残留しており、復旧ソフトやハードウェアベースの復旧ツールなどを使えば、簡単に復元されてしまうのです。

NetJapan Disk Wiperは、高速且つ信頼性・操作性の高い、データ抹消ソリューションです。ハードディスク全体(IDE, SCSI, SATA, USB, その他)、個々のパーティションのデータを完全に消去します。

 

新バージョンでは、Windows PE 2.0の起動環境に対応しましたので、OSがない場合でも製品CDからコンピューターを起動して、ハードディスクの消去をおこなえます。

 

バージョン8.5での新機能

NEW■Windows PE 2.0 起動環境を追加

Windows PE 2.0の追加により、製品CDからコンピューターを起動し、Disk Wiperを実行することが可能になりましたので、コンピューターの内蔵ハードディスクからOSを起動したり、Disk Wiperをハードディスクにインストールしなくても、データの抹消を行えます。
※512MB 以上のRAMを搭載しているコンピューターでご使用ください。

 


NEW■Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 をサポート

新バージョンでは、新たにWindows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2 をサポートしました。 しかも、CD起動でデータを抹消する場合は、ハードディスクにOSがインストールされている必要はありません。

 

NEW■SATA,SAS,USBフラッシュメモリをサポート

 

NEW■抹消スケジュールを追加

 

NEW■ハードディスクサイズの容量は 2TBまで対応

 

NetJapan Disk Wiper 8.5の特長

■ウィザードによる簡単操作

Disk Wiperは、ウィザードベースの簡単な操作でディスクの消去をおこなうことができます。メイン画面からウィザードとユーティリティを使ってプログラムの設定項目を指定したり、動作環境やハードディスク構成を画面で確認しながら作業することができます。

 

 

「ハードディスクの表示」では、ハードディスクのプロパティに関する詳細情報を表示します。また、ディスクマップにはコンピューターのハードディスクの現在の状態が表示されます。

 

■ハードディスク/パーティションの完全抹消により、最高レベルのセキュリティを実現

Disk Wiperは、ハードディスク/パーティションを完全に抹消します。抹消処理により、ブートストラップコードや他のシステムサービス構造を含むディスク上の全ての情報が完全に消去されるため、最高レベルのセキュリティを実現できます。Disk Wiperでは、政府や軍用の主要な抹消方式に加えて、ユーザー独自の抹消方式を作成することもできます。

 

・ パーティションがないハードディスクでも抹消でき、ディスク全体のデータが抹消されます。

・ パーティションを削除した場所だけを抹消することができます。 (新たなパーティションを作成する前に抹消を行うことで、ファイルの復活を防ぐことができます。)

・ ディスク全体を抹消すると、パーティションに含まれない隠しセクターも消去できます。Windows から削除できない不要なブートローダーやプログラム、ウィルスなどを消し去ることができます。

 

■10種類の抹消方式を用意

ディスク上の全ての情報を抹消する方法として、いくつかの方式が開発されています。以下に示すように、それぞれの方式は抹消のために書き込むデータ(文字)と書き込み回数が異なります。

 

・ 米国国防総省準拠DoD5220.22-M方式
初めに全ての領域を任意の文字(データ)で書き込みます。2回目は書き込んだデータの補数となる文字で同様に全ての領域に書き込みます。3回目にランダムな文字列を全ての領域に書き込み、最後に検証をおこないます。

 

・ 米国海軍準拠NAVSO P-5239-26方式
- RLL(Run Length Limited)エンコードのハードディスク用:
初めに全ての領域をデータ(55)で書き込み検証します。2回目にデータ(27FFFFFF)を全ての領域に書き込み検証します。3回目にランダム値を全ての領域に書き込み、最後に検証をおこないます。
- MFM(Modified Frequency Modulation)エンコードのハードディスク用:
初めに全ての領域をデータ(55)で書き込み検証します。2回目にデータ(7FFFFFFF)を全ての領域に書き込み検証します。3回目にランダム値を全ての領域に書き込み、最後に検証をおこないます。

 

・ 英国Infosec Standard No.5(Enhanced)方式
初めに全ての領域を任意の文字(データ)で書き込みます。2回目に最初に書き込んだデータの補数となる文字(データを2進数として反転したもの)で全ての領域に書き込みます。3回目にランダムな文字列を全ての領域に書き込み、最後に検証をおこないます。

 

ドイツVSItR方式
(00, FF, 00, FF, 00, FF, AA)の順番で、計7回の書き込みをおこないます。最初にデータ(00)を全ての領域に書き込んだ後、2回目はデータ(FF)を全ての領域に書き込みます。以降は同様に(00)、(FF)、(00)、(FF)、(AA)を繰り返し、最後に検証をおこないます。

 

・ オーストラリアASCI 33方式
初めに全ての領域を文字(データ)で書き込み検証します。2回目に初めに書き込んだデータの補数となる文字で全ての領域に書き込み検証します。再度、初めの文字を全ての領域に書き、その次に2回目の文字も全ての領域に書き込みますが、検証はおこないません。最後にランダム値を全ての領域に書き込みます。

 

・ ロシアGOST R 50739-95方式
1回の書き込みでデータの抹消をおこないます。全ての領域にランダム値を書き込みます。

 

・ グートマン(Peter Gutmann)方式
最も高度な抹消方式のひとつで、35回の書き込みをおこないます。27回の異なるデータによる書き込みと8回のランダム値の書き込みを組み合わせておこないます。

 

・ Bruce Schneier方式
7回の書き込みをおこないます。初めにデータ(FF)を全ての領域に書き込みます。2回目にデータ(00)を全ての領域に書き込みます。3回目から7回目まではランダム値を全ての領域に書き込みます。

 

・ Paragon方式
- 512文字のランダム値をセクタ単位で全ての領域に書き込みます。
- 各セクタに書き込むランダム値はジェネレータ(CSPRNG)で新しく作り直します。
- 最初に書き込んだランダム値の補数となるデータで全ての領域を書き込みます。
- 再度、最初と異なるランダム値で全ての領域を書き込みます。
- 最後にデータ(AA)で全ての領域を書き込み、検証をおこないます。


■レガシーコンピューター向け抹消用ディスクの作成(Linux/DOSブート対応)

旧タイプのメモリ搭載容量が少ない、 512MB 未満のRAM のコンピューターに対して、起動ディスクを使って抹消を実行するためのメディア(FD/CD/DVD)※を作成できます。
起動OSにはLinux/DOSを使用しますが、Windowsのようにわかりやすいグラフィカルユーザーインターフェイスと、シンプルなウィザードが用意されていますので、簡単です。
※起動用FD(フロッピーディスク)はDOSのみです。 Linux/DOS 環境はスクリプト組み込みに対応していません。

 

 

 

■パーティション毎の作成/フォーマット/削除

大容量のハードディスクに対して、長い時間をかけてハードディスク全部の抹消を行うのではなく、部分的に目的の場所だけを抹消したいたい時、パーティション毎の削除は役に立ちます。パーティションを作成し、抹消したい場所だけをポイントで処理できますので短時間で作業が終わります。

コンピューターの使用者が変わるような際に、個人データが含まれていた場所だけを対象に抹消することができます。

 

 

 

■スクリプトを組み込んだ製品CDでデータ抹消を自動化

Disk Wiperの起動環境には、第1ハードディスクを抹消するスクリプトがあらかじめ組み込まれています。スクリプトの組み込み手順を意識することなく、抹消時のオプション選択をスキップしてすばやく抹消の作業を行うことができます。また、スクリプトファイルは Disk Wiper の仮想操作によって簡単に作成することができます。複雑な技術は必要ありません。大量のコンピューター廃棄時など、次々とコンピューター内のデータを消し去る作業に適しています。

 

 

 

 

■ディスクの表面テスト

ハードディスクのチェックを行います。データ抹消されたハードディスクが物理的に良好であるときは再利用の可能性の目安になり、エコロジーに役立ちます。

 

■ハードディスクのセクタ表示が可能

パーティションのセクタを表示が可能です。この機能を使用して各セクタの内容を表示することで、抹消が正しくおこなわれたかどうかをチェックすることができます。抹消結果のサンプルをバイナリーデータとして保存することもできます。

 

 

■抹消結果のレポート

抹消作業の記録として利用できる抹消結果のログファイルを作成できます。

 

 

 

■空き領域のクリア

コンピューター廃棄時に限らず、削除されたファイルのデータは常時、第三者によっても復活される危険性があります。NetJapan Disk Wiperでは、パーティションやファイルは残したまま、削除されたファイルのデータを完全に消し去ることで、悪意のあるファイル復活の危険を避けることができます。

 

■ファイル転送が可能

残しておきたいファイルを別の場所に保存することができます。起動できなくなった Windows のコンピューターでも、廃棄する前に必要なファイルを残してからデータの抹消が行えます。

 

009

 

 

■ハードウェアRAID 対応

CDによる起動環境で認識されないサーバーシステムでも、ドライバーの追加機能ですぐに対応することができます。また、Windows にインストールして使用することで、ドライバーを特別に用意することなく使用できます。ロックされているパーティションは再起動後のバッチ処理で抹消処理を完了させることができます。

 

 

 

 

◇抹消ウィザードの画面