ブラシの設定パネル


PD Particles のブラシには、さまざまな設定項目が用意されています。
 
パネルの上部には、アンチエイリアス ペンと内部ブラシの 2 種類のブラシがあります。ブラシの種類についてはブラシの種類の項を参照してください。ブラシの種類は切り替えることができ、どちらの種類でもほとんどの機能をサポートしています。
アンチエイリアス処理

  アンチエイリアス処理は、画像を拡大縮小、回転、変形する際に滑らかさを加えます。 画像のジャギーを軽減したり、ラインを滑らかにする効果があります。

アンチエイリアス処理には 2 つのレベルがありますが、通常は [Low] で十分です。多くの場合、アンチエイリアス処理は、ピクセル間の値をサンプリングするバイリニアフィルタリング技術で行われます。

バイリニアフィルタリングの欠点は、各ピクセルごとに 1 サンプルしか使用しないため、縮小するとき、画像にノイズが発生することがあります。

[High] に設定するとマルチ サンプリングが適用されます。現在は内部ブラシのみこの設定をサポートしています。

左のブラシ例は、左からアンチエイリアス処理なし、ブラシ サイズが小さくなるにつれとアンチエイリアス処理を徐々に強く適用したものです。
内部ブラシの拡大処理はアンチエイリアス処理できますが、内部ブラシでの描画はアンチエイリアス処理されない点に注意してください。描画は必ずピクセル座標に配置されます。このため、内部ブラシでの描画はアンチエイリアス ペンに比べて粗く、ぎざぎざした印象になります。ただし、アンチエイリアス処理が適切かどうかは状況によって異なるため、ブラシの種類を選べるようになっています。

アンチエイリアス ペンでは、滑らかなラインを描くことができます。

タブレットのサポート

筆圧をサポートするタブレットがある場合は、[Pressure size] チェックボックスをオンに設定して筆圧効果を反映させることができます。デフォルトではオンに設定されていません。この設定は、ツール固有の設定ではないため、ツール間での切り替えとは別に管理することができます。

[Pressure opacity] は、筆圧を利用してブラシの不透明度を変更します。

 
ブラシの変化

[Scale by speed] は、ペイントする速さを基準にブラシのサイズが変化します。

[ランダム位置] は、ブラシをランダムに描画します。

[ランダムサイズ] は、ブラシのサイズをランダムにします。

[Random angle] は、ブラシの角度をランダムにします。

[Pen angle] は、ブラシが一定の方向を向くようにします。

タブレットがない場合、ペイントする速さに基づくブラシのサイズの変化は、マウスを動かすスピードに応じた変化と同じ効果を得ることができます。

 

ブラシの描画をランダムにした例です。この機能を使って、水のはねたような効果を得たり、予想外のパターンを作成することができます。

左は、ブラシにランダム サイズを設定した例です。

右は、ブラシにランダム角度を設定した例です。

ペン角度の設定は、マウスの動きに沿って流れるようなブラシ ストロークを作成する場合に便利です。
色の変化

[ランダム色相] は、ブラシの色相をランダムに設定します。

[ランダム彩度] は、ブラシの彩度をランダムに設定します。

[ランダム値] は、ブラシの色の値をランダムに設定します。

[にじみ] は、ブラシの色とキャンバスの色とを混ぜ合わせます。

[乾燥効果] は、絵具が切れてゆくようにペイントをフェードアウトします。

ランダム色相は、ブラシの色の色相コンポーネントを変えながら、さまざまな色で描画します。相似色と呼ばれる色相の近い色を使って、美しい画像を描画することができます。サイケデリック効果を狙う場合以外は、低い値に設定することをお勧めします。

ランダム彩度は、ブラシの色の彩度コンポーネントを変えながら、ところどころグレーに近い色に描画します。

 

ランダム値は、ブラシの色の値コンポーネントを変えながら、場所によって明るくしたり暗くして明度を変えます。

 

これらの効果は、ブラシの種類ごとに設定されます。これらの効果を組み合わせて使用することにより、ブラシにさまざまなカラー バリエーションをつけることができます。

にじみ効果は、このタブの中でもっとも絵画的効果のある機能の 1 つです。この機能を使うと、実際の絵画のように描くことができます。効果を最大にするは、この設定を高い値にして、不透明度を低い値に設定する必要があります。

ドライアウトにも、実際にペイントしているような効果があります。にじみ機能と組み合わせて利用すると、非常に効果的です。