PD Particles でのペイント - 高度な機能とヒント
PD Particles では、デフォルトで Weird Eyelashes という名のパーティクル ブラシが使用されています。 このブラシを使って、パーティクルの寿命、放出される色(グラデーション)、スプリット数、スプリット角度、重力による下降と上昇の程度、パーティクルがマウスの動きやマウスのスピードに反応して放出される程度などのパラメータを変更して、さまざまな画像を描画してみます。
左の例では、スタイルに ライン(通常のライン)を使用しています。 パーティクル トレースの先は細く描画されます。 グラデーション パネルで、不透明度チャネルを高い透明度レベルまで下げてみましょう。
いくつかのパラメータについて試したら、[影効果] と [色混合] チェックボックスをオフに設定してみます。特にグラデーションと一緒に使用すると、その効果をすぐに確認できます。
[先細ライン]スタイルを使用してみます。
パーティクルはデフォルトのサイズで放出されます。このサイズは [スタイル] フィールドの下にある [サイズ] スライダーで変更することができます。 変更すると、パーティクルは前と同じように放出されますが、放出される大きさが変わります。
先細ラインで、さらに左の例のようにパラメータ設定を変えてみましょう。 複数のスプリットが 33°というかなり広い角度で描画され、 とげ状の突起の多いラインが表示されます。 30°から 50°のスプリット角度は、自然界を描画するには不自然な場合が多いです。
90°など特別な角度を使用すると、面白い形や模様を描くことができます。
[Randomize by Value] パラメータにも特殊な効果があります。
ブラシ スタイル
パーティクル ブラシのより高度な機能として、ブラシ スタイルがあります。
この機能を使用すると、多くの効果をあげることができ、 たとえばスミア ブラシでパーティクルのトレースに沿ってなぞり描きすることにより、さまざまな方向、角度、スピードで簡単にスミア効果を出すことができます。 こうしたツールを使用すると、写真を手書き風の絵やスケッチに簡単に加工することができます。
左の例では、small airbrush など、エアブラシのプリセットを選択しています。プリセットで通常のブラシを選択すると、パーティクル ブラシ モードがオフになる点に注意してください。 このため、[パーティクル設定] タブの [Enable] チェックボックスをオンに設定してから、[スタイル] で [ブラシ] を選択します。
こうしてパーティクル ブラシでペイントすると、細いラインの代わりに太いラインがパーティクル トレースに沿って表示されます。
ブラシの大きさは [サイズ] スライダーで変更できます。
[不透明] ではブラシ画像の不透明度を変更できます。
[ステップ] 値も変更できます。この値は、次のブラシ画像が描画されるまでにマウスが移動する距離です。
このほか、マウスの移動するスピードによってサイズを拡大縮小する [ランダム位置]など、さまざまなパラメータを使用することができます。
サイズを大きくしてみます。
不透明度、ステップやドライアウト、にじみなどを変更すると、あいまいな雲状の形に描画することができます。
パラメータを左の例のように設定して、流れる雲や煙を作成してみます。
ブラシの描画密度が濃すぎるため、中央に赤い火のような光が表示される場合は、Step 値を増やしたりサイズを減らして、もう少し間をあけて描画されるようにします。
ランダム位置をあげると、パーティクル経路の中心線からより遠くに放出させることもできます。
にじみパラメータを使用すると、背景色(この例では青)とブラシの色を混ぜ合わせることができます。 この画像はブラシを 1 度だけストロークしたもので、パーティクルが寿命まで放出され、経路に沿って何度もブレンドやスミア効果、その他のエフェクトが適用されています。
このようにエアブラシを使用しただけで、さまざまな効果で描くことができます。 このほかにも、こすれ、スミア、覆い焼きといった特殊効果ブラシなどのさまざまなブラシがあり、パーティクル システムで利用することにより、より優れた効果をあげることができます。