CrossOver Mac

Mac活用コラム

CrossOver Macで使うWindowsアプリケーション
- iPhoneのGPSデータを削除-

CrossOver Macは、インテルMacでWindowsアプリケーションをネイティブ動作させることができる互換レイヤーソフトです。Windows OSを購入することなく動作できるため幅広いユーザーにご好評いただいております。

今回は身近な例をもとに、Windowsアプリケーションをインストールし起動するまでの流れをご紹介したいと思います。

先日、iPhone 4で撮影した写真をMacで確認していたとき、ずいぶん余分なデータがついていることに気付きました。

これは、Exif(Exchangeable Image File Format)という規格で、撮影情報などが保存されています。デジタルカメラなどにも使われています。

iPhoneでは本体の設定によっては、GPSデータによる位置情報が付加されていて、GoogleMapですぐに撮影された位置を表示できるようになっていました。

場合によっては便利ですが、今回はこのデータを削除する必要があったので、MacOSで利用できる削除ツールを検索エンジンで探してみたのですが、ヒットするアプリケーションの多くはWindows専用となっていました。

Exifデータの削除をしたいだけなのにWindowsを準備するのもめんどうだったので、インストールされていたCrossOver Mac で利用できるかどうか試してみることにしました。CrossOver Mac のバージョンは9.02です。とりあえず簡単ですぐに使えそうなアプリケーションを1本ピックアップしてみました。

Exif Eraser
http://www.exiferaser.com/

ページtopへ

インストール前の準備
CrossOver Macへインストールを行う前に、アプリケーションの動作情報を検索することができます。
CrossOver Mac ユーザーフォーラムでは、日本語でさまざまなアプリケーションの動作情報が確認できます。
また、CrossOver Mac ではインストールを簡易化するC4Pファイルがアプリケーションによっては提供されています。C4Pファイルを使ったアプリケーションのインストールについては、弊社のMac活用コラムでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
CodeWeavers CrossOver Compatibility Center (C4) では検索サイトによりC4Pファイルが作成されているかどうか確認できます。
確認したところ、「Exif Eraser」 のC4Pファイルは今のところ存在しませんでした。

ページtopへ

アプリケーションのインストール
「Exif Eraser」にC4Pファイルが存在しなかったので、ダウンロードサイトより手動でダウンロードします。
ダウンロードしたexeファイルはインストーラーではないようです。
実際はMac上でexeファイルがインストーラーであるかどうかははっきりと判別できないのですが、ファイル名に”installer”や”setup”がついているものはほぼインストーラーです。
不明な場合は、各アプリケーションのマニュアル等でセットアップ方法を事前に確認したほうがよいでしょう。
CrossOver Mac では「CrossOver ソフトウェアインストーラー」からWindowsアプリケーションのインストーラーを指定してインストールを行う方法がありますが、今回ダウンロードしたモジュールはインストーラーではないので別の方法でアプリケーションを登録します。
[プログラム]メニューから[コマンド]を選択すると下の画面が開きます。
以下のように設定を行います。
使用するボトル:インストール先のボトルを選択してください。初めてインストールするアプリケーションの場合は新規に作成されたボトルがよいでしょう。
コマンド:アプリケーションのexeファイルのファイルパスを指定してください。[ブラウズ]ボタンから選択することもできます。
[プログラムメニューに追加]:[プログラム]メニューから起動できるようになります。
設定が終わったら、[実行]ボタンをクリックしてください。
アプリケーションが無事起動しました。

ページtopへ

アプリケーションの操作
Mac上のフォルダを選択できるので、画像が保存されているフォルダのコピーを作成し選択して[Erase]ボタンをクリックします。
“Cleaned exif” にファイル数があがっているので削除に成功したようです。
念のため、Mac上で再度確認してみるとExifデータが削除されていました。
全てのアプリケーションが動作するわけではないですが、アプリケーションの登録もこのように短時間で行えるので、気軽に試してみることができます。1本持っていると本当に便利です。
使えるアプリケーションの幅が広がる便利なCrossOver Mac をぜひ体験してみてください。
CrossOver Mac 体験版

ページtopへ

■CrossOver Mac の情報サイト
今回ご紹介した以外にもこのようなExif関連のアプリケーションがCodeWeavers CrossOver Compatibility Center (C4) にいくつか登録されていましたのでご紹介します。
Exif Reader
http://www.codeweavers.com/compatibility/browse/name/?app_id=8692
ExifCleaner (C4Pファイルもあります)
http://www.codeweavers.com/compatibility/browse/name/?app_id=8693
Exifer
http://www.codeweavers.com/compatibility/browse/name/?app_id=870
XnView(C4Pファイルもあります)
http://www.codeweavers.com/compatibility/browse/name/?app_id=4973
日本語での各種アプリケーションの動作報告情報収集や動作報告をいただける場合は、CrossOver Mac ユーザーフォーラムをご利用ください。
なお、日本語版のC4Pファイルも続々登録されていますのでご利用ください。リストは随時更新されます。
日本語ソフトウェアのC4Pファイル専用ページ(2011/1公開)

* v.9で「C4P」と呼ばれていた"レシピー"は、v.10より「CrossTie」に名称変更されています。