|
第6回 知っていると便利なテクニックです
前回まででStandbyDiskの基本的な操作の説明は終わりました。 今回は、StandbyDiskを使用する上で、知っていると便利なテクニックを紹介します。
スケジュール同期用のユーザーアカウントを作成する
コラムの第4回では、スケジュール同期の設定に関する説明しました。 その中で、"スケジュールを実行するには、管理者(Administrator)権限が与えられていて、なおかつパスワードの設定がしてあるユーザーアカウントを使用する。"としましたが、普段は管理者権限の無いユーザーアカウントしか使用していない人や、ネットワークに繋がっていない環境なので、面倒なパスワードを設定していない人もいるかと思います。 ここでは、そのような人のために、スケジュール同期専用のユーザーアカウントを作成する方法を説明します。 ユーザーアカウントの作成は、コンピュータの管理画面から行います。 [マイコンピュータ]アイコンの上で右クリックし、メニューから[管理]を選択します。 [コンピュータの管理]が起動したら、画面の左側にあるツリーから[ローカル
ユーザーとグループ]内の[ユーザー]を選択します。
以上で、ユーザーアカウントの作成は完了です。 あとは第4回の手順に従い、このユーザーアカウントを使用してスケジュールの作成を行います。
BIOS(※2)の設定変更だけで、起動元のハードディスクを
切り替える
第5回で説明した、"起動しなくなったOSを復旧"では、カレントディスクとスタンバイディスクを物理的に交換する方法を紹介しました。 しかし、パソコンによってはBIOSの設定を変更するだけで起動元のハードディスクを変更できます。
ここでは、"AMI
BIOS(※3)"を例に、起動元ハードディスクの変更方法を説明します。 BIOS画面の呼び出しはパソコンの機種ごとに異なりますが、電源投入後表示されるパソコンの起動画面で"Delete"キーや"F2"キーを押すことで呼び出せるものが多いようです。詳しくはパソコンのマニュアルを確認してください。
以上で、BIOSの設定は終了です。 どうでしょう?スタンバイディスクからOSが起動したでしょうか?
さて、第1回から第6回に渡り、StandbyDiskの導入から基本的な操作までを説明してきました。
次回からは、心機一転しStandbyDiskの応用的な使用方法を紹介していきます。
第7回
Windowsの"システムの復元機能は万全ではない
|
※1
Administrators グループ 管理者(Administrator)権限を与えるためのグループ。 このグループに所属させることで、新規に作成したユーザーアカウントにも管理者権限を与えられる。
※2 BIOS "Basic Input/ Output
System" の略。 マザーボードに搭載 されている管理用プログラムのこと。接続されいてる周辺機器の認識や、マザーボードの設定を変更するのに使われる。 OSが起動する以前に読み込まれる基本的なプログラムであるため、BIOSが破損してしまうとパソコンは起動できなくなる。 "AMI"、"Award"、 "Phoenix"などの 種類がある。
※3 AMI BIOS "American Megatrends,
Inc."が設計したBIOSのこと。
|